富山でリノベーション！フルリノベーションと全面改装の違いを解説！

フルリノベーションと全面改装（フルリフォーム）の意味は広義には同じ

まず、「物件の柱や梁・鉄骨やコンクリートなどの構造体のみを残し、床・壁・天井すべてを撤去してから全体を造り直す大規模な工事」という意味では、フルリノベーションと全面改装（フルリフォーム）の考え方は同じです。

狭義での違い

狭義では、「リフォーム」と「リノベーション」には違いがあります。

まず、「リフォーム」とは、経年劣化してしまった部分や全体をもとの状態に回復させたり、改良・改善させたりすることをいいます。

たとえば、クロスの張り替えや、壊れてしまった水廻りの設備の取り替えなどがリフォームの例として挙げられます。言い換えれば、「マイナスになってしまった状態を、新築時（ゼロ）の状態に回復させること」といえます。また、比較的小さな規模の改修工事の呼び名として用いられるケースが多いことも特徴の1つです。

一方の「リノベーション」は、「物件に新たな価値を加える」という意味合いが強い言葉です。再生を意味する「Re」と、革新・刷新を意味する「innovation(イノベーション)」をかけ合わせた造語であることからも、より良い物件に造り変えるという目的が含まれていることが伺えます。

物件の機能性や価値を高めるために実施する、間取り変更や物件全体のコンセプト変更・耐震補強工事などがリノベーションの例に挙げられます。また、大規模な工事を指す言葉として用いられることが多い点も特徴です。

このように、「リフォーム」と「リノベーション」には細かな違いはあるものの、同じ意味で用いられるシーンも多々あるほか、業者によって呼び名が異なるケースもあります。そのため、工事にあたってフルリノベーションと全面改装の判断に迷った場合は、まずは業者に確認してみるのがおすすめです。

一戸建ての場合

一戸建てを全面リノベーションする場合の費用相場は、約400～2,500万円です。1坪あたりでは約10～75万円が目安となります。施工部位の範囲や間取り・劣化状態に加え、増築または減築・外壁や屋根の塗装の有無などによっても費用は大きく変わります。

マンションの場合

マンションを全面リノベーションする場合の費用相場は、約250～1,500万円です。1坪あたりでは約17～60万円が目安となります。マンションも戸建てと同じく、工事範囲や間取り・劣化状態などによって費用は大きく異なるので注意してください。

費用が割高になるケース

マンション・一戸建てともに、床面積が小さいほど工事費用の坪単価は割高になる傾向にあります。水廻りなどは特に、面積に関係なくある程度の費用がかかるためです。

また、素材・グレード・デザイン性・機能性などにこだわるほど、費用もアップします。戸建て・マンションともに、広さに関わらず総額1,000万円を超えることも珍しくありません。

まずは見積りを

全面リノベーションにどの程度の費用が必要になるかどうかは、状況や希望などによって大きく変わってきます。そのため、具体的な費用を把握したいときは、まずは業者から見積りをとってみるのがおすすめです。

富山の松下電建は、水廻りをはじめとしたリフォームを承っています。詳しいヒアリングのうえ、無料でお見積りをご提示いたします。リフォームを検討している場合は、まずはお気軽にお問い合わせください。